手帳複数使いをしていると直面しがちな「手帳が続けられない」問題。
何冊か使っているうちのどれかが続かなくなったり、書く時間が取れなくなってしまったりしてしまうことがありませんか?
「書くことが好き」「書くのが楽しい」から、「書かなくちゃいけない」「毎日続けなくちゃいけない」と義務感を感じるようになってしまうようでは、本来の手帳を書く目的から外れてしまいます。
私は手帳を複数使いするにあたって、使い分けをしっかり考えるということが大切だと考えています。
細かな分類方法をこちらの記事でもご紹介していますが
もっとざっくり、大まかに2つに分けられます。
ここをしっかり分けて運用することで、「手帳が続かない」というお悩みはグッと解決に近づきます。
「書くべき」と「書きたい」の違い
手帳だけでなくカレンダーなども含めると、世の中のほとんどの人が予定ややることなどをどこかしらに書いて生活していると思います。
これは生活するために書かなくてはならないもの、「書くべき」ものです。
一方、日記や旅ノートなど、書かなくても生きてはいけるけど、好きで書いているものもあります。
これが「書きたい」ものになります。
書くべき→生活や仕事を回すために書くもの スケジュールやタスク管理など
書きたい→趣味として好きで書いているもの ログや日記・記録、コラージュやイラストなど
スケジュールやタスクなどの「書くべき」ものは、どんなに時間がない日でも確認したりまとめたりしておかないと困ります。
反対に「書きたい」ものは書かなくても生活していけるので、優先順位的に後回しにされがちです。
でもこの「書きたい」ものこそ、楽しみであったり充実感が得られたりするので、本当は後回しにせず書くのが望ましいのです。
「書くべき」と「書きたい」が混在していると「時間がなくても最低限ここだけは書く!」というラインがはっきりしないので、ゆっくり手帳を書く時間や気力がない時に負担になってしまいます。
なのでこの2つはしっかり分けて考えるべきです。
「書きたい」ことに全振りするべし
「書くべき」と「書きたい」を分けていても、「書くべき」しか書けなくて、結局「書きたい」に取り組む時間が取れないということもあります。
例えば「15分後に出かけるのでそれまで手帳タイム!」となった時、この「最低限書く」ことに15分かかってしまうとそれだけで終わってしまいますが、5分で終わらせることができれば残りの10分は他のことができます。
だからこそ「最低限書く」=「書くべき」は簡略化して、「書きたい」に時間や労力を全振りした方がいいと思うのです。
「書くべき」を簡略化する工夫
「書くべき」に費やす時間を短縮するために私がしている工夫は
- スケジュール管理はデジタル化する
- 記号や略語を使う
- 週末など時間がとれる時にまとめて書く
スケジュール・タスク管理とそれ以外で手帳を分けていて、スケジュール管理用の手帳はあまり凝らずに、シンプルにまとめることを心がけて書いています。
スケジュール管理はiPadの plannerアプリを使っていて、Googleカレンダーに入力した予定が自動的に同期されるので、手書きで転記する時間が省略できます。
週末にスケジュール・タスクの整理をしておいて、当日の朝はサッと確認だけすればOKな状態にしているので、5分ほどで済みます。
スケジュール・タスク管理用のiPad手帳の他にログや日記を書いていますが、こちらは切り貼りしたり色分けをして楽しく書いています。
まとめ
手帳やノートは大きく分けて2種類、生活していくために必要な「書くべき」と、好きで書いている「書きたい」があります。
後者の方が優先順位は低いですが、手帳複数使いの人にとっては重要なところ。
毎日楽しく書くために、「書くべき」は簡略化して好きなことを楽しく書きましょう。
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